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2009年3月

仏さまの展示

昨日、郷土資料館にて。

展示物の石仏に手を合わせる子供がいた。

152 思わずカメラを取り出し、撮影させてもらった。

本来なら道行く人々の心のよりどころであったはずの路傍の石仏さまは、ここ数十年の開発で行き場をなくし、郷土資料館に寄贈され、展示されている。

来館者の中に、これらの石仏さまに手を合わせる人がどのくらいいるだろうか。

ほとんどの人は、ただの展示物として、しかも、地味な展示物としてしか、これらの石仏さまを見ないのではないだろうか。

「これは神様だから、ちゃんと手をあわせるんだよ。」少しだけ大きな子が小さな子にそう教えていた。

この子供たちの純粋さに胸が熱くなった。子供たちにとっては、展示物なんかじゃない。神様なのだ。

(本当は仏様だが、この場でその違いを語るのは野暮だろう)

たちまち友達になりたくなり、話しかけた。聞くと、近くの施設で暮らしており、いつも小学3年生の子が1年生の子を連れて遊びに来ているという。

様々な事情で普段は自分のお家では暮らせない子供たち。

資料館のエントランスにある大きな地図を指差しながら「ぼくのおうちはここ!」「ぼくの前の小学校はここ!」と嬉しそうに教えてくれた。

この子たちが、一日も早くご家族と幸せに暮らせる日が来ますように。それまでは施設で沢山の素晴らしい友達が得られますように。

来週から東京国立博物館で「阿修羅展」が開催される。「阿修羅ファンクラブ」なるものまで発足しマスコミでも賑やかに宣伝している。私も楽しみだ。

が、阿修羅さまは、仏さま・信仰の対象であることを忘れたくはない。美術鑑賞品ではないのだ。

郷土資料館で石仏さまに合掌していた小学生の姿をこころに留めていよう。

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阿修羅様と写真を撮りたいと言って、なぜかウルトラマンのポーズを決める念々(娘)。

合掌  坊守―住職の妻―の日記

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Oh!筑波山(09.03.27)

154 今日は茨城、筑波山の麓にあるC寺さんの永代経法要でご法話をさせてもろうた。

永代経だけあって近隣寺院のご住職さん方やら、縁戚寺院のご住職さん方やら、お坊さんも沢山参集しんさる。

本堂にはご参拝の御門徒の皆様が続々と。

緊張しながらのお取次ぎじゃった。

筑波山には「男体山」と「女体山」っちゅう2つの峰があるらしい。

ちなみに・・・

「男体山」の標高は871㍍

「女体山」の標高は877㍍

構図として見下される男・・・。

世相を反映しとる。

(我が家も反映しとる)

法要が終わってE寺のご住職と忘憂(酒)を頂いた。

合  掌

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お侍さん④(09.03.24)

141 お侍さん、WBC優勝おめでとうございます。

韓国さん、WBC準優勝おめでとうございます。

双方、カッコええチームじゃった。

(カープの栗原と石原もカッコ良かったで!)

142 スポーツは、やっぱりええね。

民族やら文化やら信条やら政治体制やら・・・とは違う共通の土俵で交流しんさる。

(時に政治的、経済的な大きな背景がある場合もあるけど・・・それが悲しい)

ええね!

合  掌

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芽吹き

ロウバイが芽吹きました!!

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一昨年、門徒さんが種から発芽させたものをいただきました。

二度目の春を迎えます。

合掌  坊守―住職の妻―の日記

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お彼岸(09.03.21)

今日は船橋のJ寺さんの「春季彼岸会法要」で、ご法話のご縁をもろうた。

またまた・・・キチンと、お取次ぎ出来たか自問自答。

まだまだ勉強中のケツの青い小坊主じゃ。

合  掌

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子供の発想力

先日、私と念々(娘)の前をスズメがちょんちょんと横切って行った、その時…

念々が「スズメさんはハトさんの妹?」と尋ねてきた。

こういう質問は答えに窮する。可愛らしい発想を否定したくはないが、本当のことを教えてやらなくてはならないから。

子供の発想といえば…念々のお人形遊び。

ここにいくつか紹介する(すべて念々の一人遊びで、大人の手は加わっていない)。

093 まずは、ふつうにおうちの中。

094 おうちに飽きて、お外でお食事。何故か洗濯物のもとで。

092 かくれんぼだって。ティッシュの後ろは絶好のかくれ場所、と思ったら耳が出ている。

200902201903000どこかからプラスチックケースを持ち出してきて。お風呂。この後、服を着せるのは住職の仕事(めんどくさいことは住職にさせる娘)。

102 すし屋のストラップ人形が遊びに来たよ。

お絵描きも好きな念々。最近取り付けた火災報知器をじーっと観察して、「火事ですくん」というキャラクターを生み出した。

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4歳の念々を見ていると、幼い頃の自分がよみがえってくる。

私も、お人形遊びやお絵描きにおいて、無数の物語を作っていた。その中に憧れをいっぱい込めて。

だから、念々の一人遊びの声にじっと耳を傾けようと思う。念々は世界をどう見ているのだろう。何に憧れて何を欲しているのだろう。

合掌  坊守―住職の妻―

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お侍さん③(09.03.20)

135 昨日今日の両日は、市原のS寺さんの「春季彼岸会法要」で、ご法話をさせてもろうた。

緊張して、お取次ぎさせてもろうた。

137 ご参拝の女の子達がワシの似顔絵を描いてくれんさった。

ありおと。

・・・WBC・・・

男村田が負傷じゃ。

緊急招集で「お侍さん」の広島栗原。

136 出場したくても、出来ん選手が居ってんじゃ。

その事に思いを寄せて、精一杯やってくれんさい。

(広島東洋カープの熱烈ファンより)

合  掌

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お侍さん②(09.03.18)

133 今日は市原のG寺さんの「春季彼岸会法要」のご法話の縁をもろうた。

ありがたい縁じゃった。

「キチンとお取次ぎ出来たか?」

毎度の事ながら自問自答じゃ。

134 ・・・WBC・・・

残念な事ようの。

頑張ったんじゃがのう、お侍さん。

ワシは「多分大丈夫。」思うとった。

相手は共に極東で共に切磋琢磨してきた好敵じゃ。

勝者は讃えられるべきモノじゃ。

じゃが、それだけに勝者は敗者の思いに心を寄せてこそ、真に勝者じゃ。

合  掌

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お侍さん(09.03.16)

132 めでたい事ようのう。

頑張りんさったようの、お侍さん。

ワシは「多分やられる。」思うとった。

相手方は腕に覚えのある先鋭じゃからの。

勝者は讃えられるべきモノじゃ。

じゃが、それだけに勝者は敗者の思いに心を寄せてこそ、真に勝者じゃ。

合掌

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花粉症(09.03.10)

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(完全防備)

お目々、ウサギさん

目の下、パンダさん

お鼻、トナカイさん

「それは、だ~れ?」

答えは・・・「花粉症のクマのプーさん」

ブームに便乗のワシ。

流行って「もう、大変よ。」

同士の皆さん、お大事に。

合  掌

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広島vs大阪(09.03.08)

切ない争いがある。

その名も「お好み焼論争」じゃ。

「広島風お好み焼」vs「大阪風お好み焼」の永遠の争いじゃ。

双方共、郷愁の郷土愛と譲れんプライドの火花が炸裂する。

116 ある人の曰く、「それぞれ、どっちも美味い。」

娘の曰く、「もんじゃが好き!」

117 (焼けた鉄板の熱でホッペを真赤ッかにして、溢れんばかりの笑顔をする娘。これが答えじゃ。)

本来、食文化についてアレコレ優劣をつけるのはおかしい事じゃ。

全部、命、おいしくいただきましょうや。

合  掌

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二月大歌舞伎

先日、浄興寺が「西船橋布教所」から「浄興寺教会」になったお祝いとして、総代のIさんが住職に歌舞伎観劇をプレゼントして下さった。ところが住職に用事ができ代わりに私が行くことになった。本当にラッキーである。

歌舞伎座さよなら公演「二月大歌舞伎」!!

ゆえにキャストも脇の脇に至るまで人気者。

200902241619000

この建物の構えを見上げただけで血がさわぐ!

演目は、3つ。

【蘭平物狂】は、三津五郎の抜群の舞と大立ち回りが見もの。お咎めなしのハッピーエンド、賑やかで楽しい演目だった。

【勧進帳】は、言わずと知れた名作。山場、問答の場面は凄みがあった。思わず、手のひらが痛くなるほどの拍手をしていた。そして最後、吉右衛門扮する弁慶が花道を六方で去ってゆく場面では、涙が出た。富樫(菊五郎)が弁慶に手を振る姿も心を打たれた。

私は今回の鑑賞で、「勧進帳」のような松羽目物の様式劇も好きなんだ、と自覚した。お能も楽しめるだろうか。

【三人吉三巴白浪】は、黙阿弥作。七五調のセリフが面白い。お嬢吉三(玉三郎)の「やくはらい」という名セリフでは客席も盛り上がった。玉三郎の台詞回しというか、声の響きは、とても色っぽくて可愛らしい。引き込まれる。

日が経っても、しばらくは夢心地だった。

歌舞伎に劣らないくらい感激したのは、Iさんの手作りのお弁当。

200902241809000 上等なお弁当箱に、一品一品手間のかかった(であろう)彩り豊かなおかずの品々。

一番手前の、ごまをまぶしたおかず、作り方を今度教えていただこう。

折にふれ、このような素敵な体験をさせていただいている私。感謝とともに、きちんとお寺へ、そして、ご門徒へ、還元していかなくてはいけない。そう感じている。

合掌  坊守―住職の妻―

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